ペパボでは去年より採用管理ツールに「Talnetio」を導入させていただいてます。
いつもこちらがぱっと思いついた要望に関しても対応してくださっていたり、ありがたさしかないのですが、そんな中トークセッションゲストとしてお呼ばれしたので登壇させていただきました。
ご一緒させていただくのは、SmartHRの勝股さんとフィードフォースの渡邉(なべはる)さん。
お二人とも良くSNSやブログで拝見していて勉強させていただいているので、緊張と楽しみがありました。
Talentio 高倉さん
これからますます採用が難しくなってくる上で戦略人事が考えることとして
【分子/分母≒1】
に近づけることが大切とおっしゃっていました。
talentioの導入者数は500社以上、採用候補者数は累計30,000人以上の実績とのこと。
Smart HR 勝股さん
1.Smart HRについて
2.Talentioとの付き合い工夫
3.スキマ時間が生む想像
2.Talentioとの付き合い工夫
書類選考の依頼完了(応募メールを開く→内容確認して格納先に格納する→コメントを付ける→面接官に依頼する)までの時間比較をしてみたところ、
導入前:2分半
導入後:45秒
これは年間146時間浮き、人件費(※)は約33万削減できるとのことで、書類選考だけでもかなり削減できる。
※DODAの平均年収から試算
・面接の人のページURLを送ってほしい
→ カレンダーにURLを入れる
・面接の内容がしりたい
→ talentioのコメント欄に申し送り事項を記載している
・統一された評価基準がない
→ 評価フォームを設定
判断力や推進力について5段階で評価(一つ一つ定義を入れている)
3.スキマ時間が生む想像
この内容、あまり外に出せないっぽいので資料は書けないですが、候補者に沿ったオファー資料をとても分かりやすく表現されていました。
目的、そして定義をもちながらしっかり事例を交えて資料を作られている点やひとりの採用にしっかりと熱意と想いを持ってアピールされている内容に、心打たれました!
フィードフォース 渡邉さん
約70名の企業で人事が2名ですが、採用以外にも研修・制度等も携わっているとのことで、ボリューム考えるとすごさしかない!
中途面接者のうちスカウト経由での応募者の割合は70%
スカウトを送らないと面接ができない、とのことで、それを送っている工数も相当なのだな、と推測します。
採用事務のところにおいてもtalentioを導入することによってかなり削減されたとのこと。
導入するまではひとりの採用管理に対して複数のツールを利用すると漏れが生じるなどのミスがあったけれど、talentioとgoogleカレンダーの連携も含めてひとつのツールで対応する事ができることにより、時間以外にもミスによる精神的疲労もなくなります。
新卒採用で接触した学生の人数が1700人
この学生をタレントプールに入れることで将来的な資産になるとのことで、確かに!
・タグとアラート
→ 流入経路や面談者を管理している(うちもやってる!)
・アラートを消してから帰る
→ 確かに毎日アラートをなくせばタスク管理もできそう
採用課題に合わせたWebサービスの導入が必要で、そのための目利き力が今後重要になってくるのではないか、というお話で締めくくられました。
確かに、そのためには本当にいろんなサービスや人事の方との接点を持ち、情報を得たうえでの対応ができると良いなと思いました。
トークセッション
「どんな質問にも答えてもらう心の余裕をお持ちください!」
という高倉さんからのお言葉に少し不安があったのですが(事前打ち合わせがなかったので)、勝股さん、なべはるさんが率先して回答してくださっていたので、私は「同じく~」という冒頭文を使わせていただき、話に乗っかるだけで終わりました 笑
talentioでよく使う機能や、採用で時間を使っていること、面接でのポイント、採用の成功エピソードや情報収集などについてお話させていただきました。
お二人とも落ち着かれていて聞きやすかったのと、表現や軸(意思)のあるお話のされ方で、焦って話している自分との大きな差を感じたことが反省点です。
ただ、お伝えしたかった「ペパボカレッジ」という採用プロジェクトについても簡単ではありますがアピールでき、その場でチェックしてくれた方がいたのはよかったです。
ペパボカレッジについて、当初の想いを書いたブログはこちら
懇親会でもいろいろな人事の方とお話させていただいたのですが、イベントを検討されている方やエンジニアとの巻き込み方などのお話をさせていただくと、改めて当社のエンジニア勢の協力体制の素晴らしさを感じました。
(私からの無茶ぶりも多いと思いますが)
とはいえ、高倉さんも冒頭でおっしゃっていたのですが、今後の採用はまた難航する事や、既に採用課題が山積みであることも含め、きっと採用に置いて満足するときはないのでしょうね。
戦略人事というキーワードにはまだほど遠く、まずは効率化という点から始めていかなくてはという課題を持ちながら、イベントを終了しました。
今回のハイライトは
・勝股さんが人事の募集を告知して出禁通告されていたこと
・食事がとてもおしゃれでおいしかったこと♪
ちなみに食事はこんな感じ。
また登壇機会があったら参加したいです!
&人事系イベントには積極的に参加しようと思います。