SHELLY's Blog

普段思うこと、人事のことなど気ままに書くブログ

【受講レポート】HRカンファレンス②

本日もHRカンファレンスを受講しました。
3本目。

今日受けたのはこちら。
今回は後半が自社サービスの営業みたいな感じだったので、前半を中心に聞いていました。 

【HRカンファレンス】組織変革・戦略人事に活用すべきHR手法「HRプロファイリング」

github.com


みなさん、採用分析ってどのような形でされていますか。
普通に選考通過率、チャネル別分析、辞退分析、退職分析などは行っていますが、採用後の活躍度や、活躍している既存社員のマトリクスのような分析ってまだちゃんとできていない・・・社歴の分、肌感というところが多い部分があります。

 

活躍の土台はヒューマンコア

ここは神戸大学の服部先生の著書「採用学」での「変わりやすい」「可変的だが変わりにくい」「変わりにくい」のうち、「変わりにくい」に分類される「変わりにくい:知能、想像力、概念的能力、部下の鼓舞、エネルギー、情熱、野心、粘り強さ」に該当するんだな、ということ。

そして最近よくある適性テストの「ストレス耐性」において目につくのは自分が気になっているだけかな。
単純に「ストレス耐性が強い」となっても、一方で「鈍感である」とされており、逆に「ストレス耐性が弱い」という場合でも「繊細、人に気遣いができる」など、表裏一体であるということ。

 

優秀さは難しい

会社における優秀さの定義ができれば、もしかしたら同じ性質の方を採用したら優秀になるかもしれない、可能性が高いかもしれないけれど、果たしてそれだけで良いのだろうか、ということはあります。

構造化面接をすることで一定レベルの方を採用できる部分での効率化を測りながら、今度は別の、「会社における優秀定義には該当しないかもしれないが、会社にとって必要になる人材」の観点での採用をしていくには、ここは機械的に行っていくことは難しく(いや、要素の点で適性テストなどで見出せるかもしれないけれど)、人の目が入ることは必要なんだろうなと感じます。
そのためには、優秀な人材候補者だけをお会いするのではなく、面接でなくても様々な方とお会いし、人間力や多様性についての観察眼を成長させておかないとな、と感じました。

 

次回HRカンファレンスは22日に2つ受講します!